日本で一番細いそうめんは、奈良県桜井市にある「三輪山本」さんが作る超極細麺「白髪(しらが)」。 このそうめんの直径はなんと0.3mm!!想像を超える細さです! 商品名に白髪という名前がつくのもうなずけます。 最高の技術を誇る素麺職人の手でしか作り出すことのできない、芸術とも呼べる美しい極細のそうめんをぜひ味わってみてください。
日本で一番太いそうめんは、徳島県つるぎ町の半田地区で280年以上の伝統をもつ「半田手延べそうめん」。 半田そうめんの特徴はなんと言ってもその太さとコシの強さにあります。 国が定めたJAS規格上、そうめんの太さは「直径1.3mm未満」と定められておりますが、 半田そうめんは直径が約1.3mm~1.7mmもあり、規格上は「ひやむぎ」に分類されてしまいます。 しかし江戸時代より続く伝統が認められて、特別に「そうめん」と表記できることになっています。 また半田そうめん音頭に「コシの強さにノドが鳴る」と歌われているように、コシが楽しめて喉越しが良く、風味も抜群なのも特徴です。
日本で一番短いそうめんは、宮城県白石市で作られている 白石温麺(うーめん)。 長さは9cmと通常のそうめん(約19cm)と比べると半分以下の長さです。 白石温麺の原料は小麦粉、塩、水だけ。油を一切使わないのが特徴です。 その歴史は古く、胃病を患う父のために息子が、旅の僧から油を使わない麺があることを聞き、その製法を学んで完成させたのが始まりとされています。 消化が良く、滋養にも富んでいたことから、父親の胃病はたちまち治り、人の温かい思いやりからできたこの麺を「温麺(うーめん)」と名づけたそうです。 短くて調理もしやすいので暖かくして食べるのもオススメです!